SaaS企業への転職で押さえるべきポイント

公開日:2022/04/01   最終更新日:2022/04/25


新型コロナウイルスがいまだに猛威を振るう中、各企業はSaaSをはじめとしたクラウドサービスを利用した業務改革、働き方改革にまったなしです。毎年1520%程度の成長率があり、2022年には全世界でSaaS市場が日本円で約161,700億円(1ドル=115円と仮定)になると見込まれるSaaS業界に転職するのはいかがなものか、整理しました。

そもそもSaaSとは?

クラウドサービス(インターネット上で自分に必要なサービスを受けられる仕組み)の一形態である、SaaSSoftware as a Serviceの略)について解説します。

SaaS3つの特徴

SaaSには3つの特徴があります。

1つ目としてインターネット回線があれば、オフィスや自宅などどこからでもサービスを利用できることです。オフィスと自宅で違うPCを使用する場合でも同じアカウントを利用すれば同じサービスを使えるため、テレワークの普及に一役買っています。

2つ目としてグループやチームメンバーとデータを共有できる点です。同じ部署やプロジェクトメンバーとデータを共有しつつ、データの編集や管理がリアルタイムで複数人同時にできるのがこれまでのソフトウェアにはなかった機能。

3つ目として初期費用を安く抑えられる点です。これまでのソフトウェアは高額を出し買い取って使用するものでしたが、サブスクリプションに代表される、使用したデータ量や期間に応じ料金が課される仕組みを採用したことで、大きな投資をすることなく気軽にサービスを利用できるようになりました。

SaaSサービスの具体例は

上記の説明を読んでもイマイチピンとこない方に向け、代表的なSaaSサービスを紹介します。ファイルやデータを共有できるDropbox、クラウド上のメール用のアプリを使用しメールをやりとりするGmailWordPowerPointといったWindowsのサービスをクラウド上で利用できるOffice365などです。

その他にも皆さんが勤めている企業や通われている学校、自宅でもSaaSサービスを使う機会は枚挙にいとまがありません。

SaaS企業に転職するメリット

さまざまな業界、業種がある中、SaaS企業への転職は選択肢の1つとしても損はないでしょう。その理由を説明します。

■右肩上がりの市場のため自己成長のチャンスがある

SaaSはよくも悪くもまだ歴史が浅いため、SaaSに精通した人材が日本国内で不足しているのが現状です。また国内でも海外でも毎年前年比プラスの市場規模となっており、PPM理論でいう導入期~成長期の段階です。

今後も国内外で市場規模の拡大が見込まれており、営業職でもエンジニア職でもさまざまな仕事に挑戦できる環境が整っています。未完成なSaaS市場なので、自分のアイディアや考えを世に問うてみたい人にはもってこいでしょう。

■顧客との長い信頼関係の築き方を学べる

SaaSサービスの代表的な料金形態であるサブスクリプションは、顧客に自社のサービスを利用し続けてもらうことで売上が上がる仕組みです。したがって契約時はもちろん、契約後にいかに顧客に満足してもらうのか、顧客のニーズにあったサービスを提供することが重要です。これはどの職種であれ必要であり、必然的に顧客との良好な長期的関係を築くために何をすべきかが、SaaS業界で働く中でしっかり身に付くでしょう。

■時代のトレンドにのっている

SaaSが急成長している背景として、新型コロナウイルスの感染拡大にともなうテレワークの普及やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進といった動きと親和性が高いことがあげられます。今後も「IT×○○」は加速することが予想されるため、SaaS業界への転職は時代の波に乗ることにつながります。

SaaS企業への転職で押さえるべきポイント

IT業界の中でもここ数年で急成長を遂げているSaaS業界。SaaS業界へ転職を考えている方に、これだけは身に付けてほしいスキルや考え方を紹介します。

■顧客ニーズをつかみ解決する能力

上記の段落でも取り上げましたが、SaaSサービスは継続的にサービスを使用していただいて初めて売り上げが立つことがほとんどです。つまり、顧客に離反してしまったら売り上げが立たないのです。売上につなげるためにも、顧客からのフィードバック、アンケート結果などから顧客は何を求め、自社の提供するサービスにどう反映させるかが重要。

■目先の売上(利益)に一喜一憂しない

営業職などつい目先の利益を追いがちですが、SaaS企業はとにかく自社サービスを継続利用してもらうことがとにかく重要です。たとえ契約初期は無料や破格の安い値段でサービスを提供しても、長期的な製品利用で売上(利益)が上がればよしとするといった考え方が求められます。

■データ分析力

SaaSサービスを顧客に利用してもらうと、膨大なデータが集まります。そのデータをどうサービス改善や次の新サービスにつなげていくか、職種に関係なくデータと向き合い分析する能力が必要です。

 

SaaS企業へ転職するうえで必要なポイントは理解できましたか。SaaS業界は将来性もあり、さまざまな職種で働くチャンスあるため、これから転職を考えている人は、転職先候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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